学校案内

助産師学校の沿革・理念

母子保健研修センター助産師学校は、1978年に財団法人東京都助産師会館が、「助産婦は誇りと使命感に燃え、助産婦自からが後輩を育てる学校」を教育理念として設立した日本唯一の助産職能専門団体の助産師学校です。初代学校長は横山フク先生で4代にわたって日本助産婦会会長が校長を兼任してきました。

護国寺に新設された母子研修センター助産師学校は、都心に位置しながら静寂な街並みに囲まれた学校です。そして、東京都助産師会館には、八千代助産院も開設されており、文京区の地域母子保健に大きく貢献しております。また、研修事業として専門性の高いゲストによる講演会等、学外の助産師との交流を通して専門職として成長できるチャレンジの場になっております。このような恵まれた環境の中で安心して、教職員と学生が学びを共にしています。

助産師を目指すあなたへ

本校は、生命の誕生の際に妊産褥婦に寄り添い、出産を全力で支援する役割を果たすことのできる質の高い助産師を養成することを目的に設立され、今まで多くの助産師を輩出し、卒業生は全国各地において地域に密着した助産師活動で活躍しております。

近年の医学の進歩は目覚ましく、医療技術の高度専門化とともに、国民の助産師に対する期待と要求水準も高くなってきております。実践家としての助産師の主要な働きは、新たな生命の誕生に際し、妊産褥婦を取り巻く身体的・心理的・社会的環境を整え、安心して産み育てることができるように支援することにあります。更に、出産に伴うリスクを知識及び技術により軽減する役割を果たすことは勿論のこと、出産前後の健康教育や健康相談を行なうことなど、極めて広範囲なものとなってきております。
高度化した保健・医療・福祉の分野で活躍するためには、助産師自らが創造的、主体的な活動ができ、変動する社会のニーズに的確に対応できる広い視野と行動力のある有能で積極的な職業人になることが求められています。

本校では、このような社会的要請を踏まえ、助産師の基本を確実に教授し、「看護の力」で社会貢献のできる人材の育成を目指し、きめ細かな計画のもとにシステム的な教育を行なっております。少子社会を迎えた今日、「看護の力」は、人間が存在し生活するありとあらゆる場所で必要不可欠であり、助産師という職業には生涯を通じて活躍する場面が広がっています。 助産師を目指す熱意と意欲のあるあなたに訴えます。少子化が進み、一人ひとりの人間が重視される今世紀における助産を担ってみませんか。

皆様の入学を心からお待ちしております。

学 則

母子保健研修センター助産師学校の学則をPDFでご覧いただけます。

学則(PDF形式:348KB)